菜の花の一生

さて、ここでは、昨年から活動報告に幾度となく登場し、

山あり谷ありの人生を歩みながら、話題を提供してくれた菜の花を特集します。

自宅で種から発芽させて、苗を作り、

苗を植え替えたのは10月でした。奥でほうき草(コキア)が色付いているのを見ると、

今と真逆の季節から始まったんだなと実感します。

12月ころになると、だいぶ苗が育ちました。

野菜感が強まったとも言えるかもしれません(笑)。

1月に入ると、一株だけ咲き始めたものも出てきました。

少し早いかな?と思いながらも、これからの成長がますます楽しみだ。

そう思っていた矢先。

これです。最初は正直、もう無理だと思いました。

それでも諦めず、懸命に雪を掻き、応援したところ・・・

2月半ば、日照の良い方が復活しました。本当に安堵したのを覚えています。

3月には背丈もグングン伸びて、本格的な見ごろを迎えました。

そして4月。世間は出会いの季節ですが、菜の花にとっては別れの時となりました。

花も散り、倒れるものも出てきたところで、

菜の花の半年間の頑張りを称えて、感謝の気持ちを伝えながら、

花壇を綺麗にしました。

入居者の方からもご好評で、春らしさを一番教えてくれた迫力は忘れられません。

素敵な季節の変わり目を、本当にありがとう。